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便座・オブ・ザ・デッドのoden8のレビュー・感想・評価

便座・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)
3.5
"これは私の最初で最後のデートだったのよ。楽しかった。"
by ヘザー

"ドアと窓に鍵をかけたか確かめて。母さんのことが心配になったんだ。"
by 修理工の男

ゾンビ映画なんてものは、こちらの鑑賞前の期待値が低ければ低くい程に…面白かったと感じれるよね。

ワンシチュエーションもの。トイレの中だけで勝負する度胸が素晴らしいよね。
言うて…どうせトイレからすぐにエスケープするんでしょ…。なんて、軽視しとったら…ホンマにトイレ一本勝負じゃござりませんかえ。監督さんのアイデア力には、些か脱帽よねん。

完全に閉ざされたトイレの個室の中だけ
やのに、物語の世界に奥行きを感じさせる演出が巧いよねん。ゾンビ映画の面白要素と人生の悲哀の織り交ぜ方が絶妙でござんした。

修理工の男の衛生観念が、めっちゃガバガバめバイオビッチなので…潔癖症の人からすると違った意味で、かなりのホラーよね。あと、トイレからアレで脱出するのはハートが勇者様過ぎるぞぉ。

僕のハイライトは、有事のブラ活用法ですな〜ん🙉👍💕www
ロビン・フッドやレゴラスも真っ青でござぁますよん。

我々にとってトイレとは
単なる排泄スポットではない
誰かにとっては救命ポッド
世界を狭くさせるのは
野蛮な人間か ゾンビか
受け入れ難い自分自身か

"油のしみた帽子に隠れた良心と。世界に立ち向かう力がある。"
by イーヴィと名のる女

Cast(役者·キャラ) 3.5
Story(物語) 3
Architecture(構成) 3.5
Picture(画) 4
Acoustic (音) 3.5
23-402
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