nyaitter

疑惑のチャンピオンのnyaitterのレビュー・感想・評価

疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)
-
観た。
観てよかった。
自転車乗りの端くれだし、ツールドフランスもCSで観ているが、やはりドーピング問題は根が深い。
ドーピングしてる選手、チームだけではなく、UCI(国際自転車競技連合)にも問題があるのではないか、というのもわかった。
物語は淡々と進み、ドキュメントといったところか。
あまりランスの内面に踏み込んでいないため、「何故ドーピングをしていったのか」という所には言及していないが、この映画を観てる限りでは、「皆がやってるから」という理由にしかならないのでは?
という印象が感じられた。
そう、あの時代は選手のほとんどがドーピングしていた、と言っているのだ。
では今は?
完全にクリーンになっている、とは言えないんだろうな〜。
それでも自転車ロードレースを見続けるんだけど。

ランスが鏡の前で記者会見の練習?をしている所と、ガン患者の少年に寄り添う所は、「ドーピングしている自分」に対する思いが感じられたが。
nyaitter

nyaitter