ナツミオ

エンド・オブ・キングダムのナツミオのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)
3.5
WOWOW鑑賞
米大統領を守り抜くジェラルド・バトラー主演のサスペンス・アクション作品『エンド・オブ・ホワイトハウス』(2013年)の続編。

敵の描き方やアメリカ万歳な描写は鼻に付くが、息を付かせぬ展開はB級作品として観て楽しめる。

2016年米英合作
監督 ババク・ナジャフィ
主演 ジェラルド・バトラー アーロン・エッカート モーガン・フリーマン アロン・モニ・アブトゥブール アンジェラ・バセット ロバート・フォスター

アメリカは、武器商人で世界中でテロに関与するとされるアミール・バルカウィ(アブトゥブール)へのドローン攻撃を実施する。
その2年後。
英国首相急死の報を受け国葬に出席するアメリカ・アッシャー大統領(エッカート)とその警護官でシークレット・サービスのマイク・バニング(バトラー)は、ロンドンに到着。
葬儀会場のセント・ポール大聖堂へ向かう各国首脳達へ向けた同時多発テロが発生する・・・

シークレット・サービスの主人公が大統領を守り抜くアクション作品。

ジェラルド・バトラーのはまり役マイク・バニングが活躍するノン・ストップ・アクション。

最初のドローン攻撃シーンは、バルカウィを狙った攻撃だが彼の家族をも巻き込む描写は、気持ちのいい場面で無い。

ロンドン市内での同時多発テロで各国首脳が次々と倒れていき市内が戦場さながらの廃墟となるシーンは、CGだが緊迫感あり迫力満点‼️
日本の首相が乗る車が橋の上の渋滞でテロに巻き込まれるシーンは、運転手のヒゲ面と首相と運転手の2人しか乗っていない描写は違和感があった。

ロンドン市内から車で脱出したマイク、大統領達は敵の執拗な攻撃を凌いで3機のヘリで脱出後、敵テロリストにミサイルで狙われビルの谷間を縫うように飛ぶシーンは迫力。

マイクと大統領が徒歩で移動し知り合いのMI6のエージェントの潜伏先へ逃げ込む。
MI6ジャクリーン・マーシャル役シャーロット・ライリーは知的な美人。

米大統領が、本物のジョージ・ブッシュ(子)にそっくり!
なのとモーガン・フリーマン演じる副大統領トランブルが何処かで聞いた似た名前を連想してニヤリ。

バトラーの大活躍が観られるこのシリーズは何も考えずにアクションを楽しむにはピッタリな作品。
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