片腕ファルコン

真珠のボタンの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

真珠のボタン(2015年製作の映画)
2.8
ずっと気になってたドキュメンタリー。

この映画とセットになってる『光のノスタルジア』よりこっちが見たかったのだ。

理由は予告にチラっと映っていた謎の人物。。
《真珠のボタン 先住民》で画像検索してほしい!!

危ない、、失礼、怪しい写真がいくつか登場するから。

今回Tシャツとしてまで販売されたコイツ、何なのですか!?キン肉マンのキャラクターか何かですか?個人的にはアンパンマンに実写版に登場しそうな印象なんですが。
Tシャツさ、せっかくの顔の部分に胸ポケットにするってどういう事?全然理解できない。もったいない。。

とにかくこの謎のヒーロー・ボタンマンの正体を知りたくて見た。

映画は、、
水の尊さ、宇宙の神秘、南米チリの壮大さ、先住民の悲劇、ボタンにまつわる奇跡と…テーマが移り変わって個人的には作品として散漫になってる気がしました。もちろん全体通して"美しい"という統一感はありましたけども。タイトルにもなってる[真珠のボタン]が本題だとすればちょっと回りくどかったかもしれません。

そして、個人的メインの謎の写真達は案の定、チリの先住民セルクナム族の姿。ボディペイントで宇宙を表現している。と、されていますが、ボディペイントの域を越えているでしょう!!さらに謎が深まりましたが、ものすごく気になる写真です。ポストカードとしてほしいなぁ。。

そんな先住民たちは人間狩りのような酷い殺され方をして殺した者たちは誰も裁かれなかったらしい。先住民が住む場所にはやはりそういった黒歴史があるのですね。

そして真珠のボタンが紡いだ奇跡は…多少強引ではありますがうまくオチが付いて良かったかなと思います。

本来は『光のノスタルジア』も見て1本って感じなんでしょうが観ません。。