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シン・エヴァンゲリオン劇場版のmuuのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

さて、初日に鑑賞して1日たったわけですが…何をしていても頭がまだエヴァのことでいっぱいです。鑑賞中自分でも何で泣いているのかわからないけれど、とにかく涙が出てきてあまり感じたことのない不思議な感情体験ができました。冒頭の(これまでのエヴァンゲリオンは)でもう目頭が熱くなっていて、個人的にはスターウォーズシリーズのOP同様、この作品を映画館で観れて嬉しいんだなという気持ちとともに作品を楽しむ事ができて感無量です。学生の頃に劇場で観た作品の終劇を大人になって劇場で観て、しかもメタ的にも作中でも歳をとらないチルドレンの皆が大人に…その終わりにも感動しました。

おなじみの難しい用語や凄すぎて何が起こってるの?な状態もありましたが、物語の流れは前作Qに比べると一度観ただけでもなんとなく理解でき(た気がし)て、作品に対してライトな層もディープな層も楽しめるつくりになっているのではないかなと個人的には思いました。

旧劇場版やテレビアニメ版を連想する(繋がっている?)ようなシーンや表現、破〜Qの間の事情、ゲンドウの過去、チルドレンの救済など興味深い内容もたくさん盛り込まれていました。そして戦闘シーンは紛れもなく最高峰。アスカとマリの13号機破壊作戦とか興奮でアドレナリンドバドバでした。一方、Qに比べて周りの人がシンジに優しすぎる気がしたのは、掌返しみたいで少しモヤッとしたかも。シンジの視野が広がったから優しさに気づけたのかな?そして13号機inゲンドウが予想以上にはっちゃけてるのは少し笑っちゃいましたw

詳しい考察やとくに物語後半で何が起こっていたのかを理解できると面白さがプラスされることは明確なので、スコアは訂正するかもしれません。

個人的に泣いたとこメモ
・冒頭これまでのエヴァンゲリオン
・加持さんのノアの方舟
・ミサトさんの覚悟
・beautiful worldの歌詞とゲンドウ
・私の年齢
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