このレビューはネタバレを含みます
賛否両論はエヴァにはつきものだけど、個人的には綺麗に完結させたかなと思う。
・テレビシリーズも含めてずっと追いかけてきたけど、今回初めてシンジ君を主人公と認めることができて、すごく好きになれた。ずっと下を向いてるシンジ君がどうしてもこれまで好きになれなくて、悩んで立ち止まってばかりの姿についイラッとしてしまってた笑
けど今回初めてシンジ君の成長を感じることができたのがよかった。ミサトさんやヴィレクルーとのシーンで「エヴァに乗る」って決めたシンジ君は間違いなくヒーローだったと思う。
レイ、アスカ、カヲル君、マリ、チルドレンたちのことももっと好きになれました。むしろ彼らはシンジ君がいなかったら救われなかったのかな……
マリはオリキャラだしあんまりなーって思ってたけど今回大活躍だった!笑 マリがいなかったらシンエヴァは成立してなかったね……
・そしてミサトさん………😭
子どもの頃から大好きなキャラクター。彼女の強さ、弱さは大人になった今の方がよくわかる。
エヴァのもう1人の主人公。ミサトさんにとっても最終決戦で、これまでの世界を守ってきたバトンを槍に託してシンジ君に渡したのかな……
最後まで自分の役割を果たし切ったミサトさんのシーンは号泣😭😭😭隣の人に申し訳ないくらい泣いた笑 Q以降のミサトさんはかなり自分の感情とか想いを押し殺して無理してる感があったから、髪を解く最期のシーンのミサトさんらしい明るい表情にすごくほっとした。
ミサトさん、本当におつかれさまでした。
・アスカもオリジナルではないってことにはすごくびっくりした。そうきたか、みたいな。綾波タイプ、式波タイプって概念を通すと人類補完計画はなんとなく理解できそう。
後半は何言ってるかわからんくて「日本語でよろしく」って感じやったけど、ゲンドウがやりたかったことはなんとなくわかった。けど他人と自分の境界線のない世界なんて逆にユイさんに会ってもわかんないし、本当にそれが望みなのか?って。
シンプルに寂しかったんだよな。まあ人を捨ててたことにはビックリやけど笑
ずっとエヴァを追いかけてきたファンとしては良い結末だったかなと思う。結局エヴァから解放されたことで、エヴァンゲリオンそのものを無いものにしちゃったって気もするけど、これはこれでよかったのでは?
本編以外に関しては、音楽が特によかった☺️描写の振り幅がものすごく広い作品に仕上がってたけど、どのシーンも音楽がよりその魅力を引き立ててるなぁ……
なんせまだまだ理解不足なので何回か観に行くかな!笑