玉之丞

私はゴーストの玉之丞のレビュー・感想・評価

私はゴースト(2012年製作の映画)
3.4
【成仏を目指すゴーストの話】

〈ストーリー〉
郊外の一軒家で亡くなった事に気付かず毎日の日課を熟す、彷徨う亡霊エミリー。
ある日、霊媒師シルヴィアの声が聞こえ、既に 現世で存在していない 事を伝えられる。

シルヴィアは何度かエミリーとの交信には成功するが、成仏させる事ができない。
それには複雑な理由があった。
その理由を探る為、質問を変え成仏を目指していくお話。

〈見所〉
●全体を通すとループも納得の仕上がり。
ループが続くので、とても退屈です。
ですが、少しずつ角度を変え明らかになります。
※エンドレスエイトの様な根気は必要ありません。

●魅力を感じることの出来ない目玉焼き。
彼女の行動が現世でも起こってる様。
掃除や料理など。
最後まであの目玉焼は食をそそらなかった…
そして誰かにあの目玉焼きを見られてると思うと何故か私が恥ずかしくなった。

●ヤバイ奴が解き放たれていた!
生前の記憶はエミリーにはありません。
因果を解いて少しずつ記憶辿るのですが…
もっと早く アレ を思いだして欲しかった。

〈感想〉
主人公が幽霊なので、怖い演出はないだろうと高を括っていたら、ヤバイ奴の登場でしばらく動けなかった。
もし私がコップを持っていたら落としていたかもしれない。

〈まとめ〉
この出演者の人数で、世界観を作り上げた事に対し、拍手を贈りたい。


飽きずに最後まで鑑賞した人にだけ訪れるもう1人の出演者。
そいつ。
チョーこえーから…
玉之丞

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