久々のインド映画。フォローしている皆さんが絶賛している続編を観る前に、まずは前作であるこの「伝説誕生」を鑑賞。
伝説の戦士の3世代に渡る数奇な歴史を描いたアドベンチャー大作で、ナイアガラに似た巨大な滝を舞台にした冒頭のシーンから、映像の迫力がとにかく凄い。随所に挿入されるオリエンタルな音楽やミュージカル風のシーンも素晴らしい。欧米の映画とは違う、どこか異次元のエンターテインメント。これこそインド映画の魅力だと思う。
後半は、2世代前に遡る回想シーンに突入して、数万人規模のバトル・シーンに突入！ そしていきなり「続く」の文字が。何とも豪快で強引な終わり方（笑）
僕が最も好きなのは、後半のバトル・シーンではなく、中盤で主人公と女戦士アヴァンティカが恋に落ちるシーン。「気付かない間に私にタトゥを入れたのは誰？」というのも良く分からない話だけど、タトゥが取り持つ2人の出会いや妖艶なダンス等、インド映画らしい色彩とトリップ感に溢れる名シーンだと思う。インド人女性の腰つきって、どうしてあんなにエロいのか。
ひとつ気になったのは、インドの厳しい身分制度を象徴するシーンとして、貴族が奴隷の頭を踏み付けるシーンが、かなり象徴的に描かれていた事。これって、インド人にはどういう風に見えるのだろう？ 日本人の僕としてはあまり良い気分とは言えず、、、少しモヤモヤした気持ちを残しつつ鑑賞終了（←意味深）。
続編「王の凱旋」は既に鑑賞済み。レビューは後日アップします。
