村上パルキ

あまくない砂糖の話の村上パルキのレビュー・感想・評価

あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)
3.2
舌の上に砂糖を置いて唐辛子を食べるという実験。世の中に辛いもの好きの人はたくさんいる。けれど唐辛子を単体で食べる人はいない。結局甘みという味覚の上に辛さがあって、辛い料理というのは成り立つ。辛い物好きの人は、辛いものを食べてるようで、実は甘いものを食べているんだなというのを感じた。

また、勝手な先入観があったけれどもあくまでもこの映画は糖類の話。ご飯などの糖質とは違う。この映画で語られているのは砂糖等の糖類。ご飯などの炭水化物全般を否定しているわけではない。今流行りの糖質制限と結びつけて考えるのは違う。

でも…甘いものを食べると愛を感じるのと同じ作用があるというエピソード。甘いものを食べただけで愛を感じられるなら、それはそれでお得なのかな!とも思ってしまった。
村上パルキ

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