おすすめしない映画。前半まで面白かった。主人公夫婦の恵まれない境遇。ダウンサイズ技術を認知し決断するまでの葛藤。実際のダウンサイズの施術。そして妻の裏切り…わかりやすい展開をコミカルに描く。見やすかった。
しかし中盤、ベトナム女が出て来るあたりから、一気につまらなくなる。方向性が変わる感じ。前半と後半で監督違う？と思うくらい落差ある。
後半は普通サイズの一般人と一緒に映る場面もない。その為小ささも分からず。その面白みもない。
結局小さくなっても人は変わらない。問題は起こる。格差も発生する。精神もおかしくなる…ということを描きたいんだと思う。しかし詰め込みすぎ。何がテーマか？わからなくなる。
上の階の陽気なおっさん。なんか好感持てた。良かった点はそれくらい…
ダウンサイズ施術の時、小さくなった人たちを、一斉にカートで運んでるんだけど、あれ落っことしたらどうなるんだろうとハラハラした。後、小さくなった人を一般サイズの人が踏み潰しちゃうとか…そういう描写あったら面白かったのに。
