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ウォー・マシーン:戦争は話術だ!のpoteoのレビュー・感想・評価

3.0
悪く無いが、「映画」としては、まあまあそこそこ……。
副題は内容にそぐわない。せめて一度でも視聴してから付けるべき。
コメディとしても風刺にしても弱い。
重くなり過ぎないように気配りされた程度。
ただし、イロイロな比喩やメタファーで多層的にシナリオは練られた跡は有るものの練り過ぎたと言うより、掻き混ぜ過ぎて全体的にボケた印象。

ブラピの人間関係やメディアに理解されない、落し所が見出せない、動いても結果が出せない等の、もどかしさは当時のアメリカ自身の迷走っぽく感じた。

根本的に「飽きさせない、面白さ、心地良さ、スッキリ、盛り上がる!」のエンタメとしてのプレゼンテーションが弱過ぎる地味映画。
同系列なら「グッドモーニングベトナム」の方が完成度が高いと思う。
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