poteo

ジョン・ウィック:コンセクエンスのpoteoのレビュー・感想・評価

3.7
2024-008
まずまず。
組織から追われるジョンを匿う旧友、娘を人質にされ仕方なく追う旧友、群がる有象無象の殺し屋の話。

まあさすが最新ビッグバジェットのアクション映画だけあって、見応えのあるスタイリッシュで映えるシーンのオンパレード!

…だけど、そのスタイリッシュでカッコいい戦闘シーンを撮るためのストーリーで150分超の長尺ムービーにしては中身は希薄。
ストーリーライン的に中弛みを感じた。

終始、旧友同士の「友よ!友よ!」と言ってるがポッとで同士のセリフ上でイマイチ感情移入できない。
ヤッパリ、最終章でこの展開ならチャプター1から出しとくべき…

後、もうコレはドニ兄貴が悪いわけでは無いが、盲目剣士と言うが盲目に見えなかった。
この辺は勝新「座頭市」を見習って欲しい。

最後のウエスタンっぽい闘いもラスボスが静観し続けたらどうするつもりだったのw
あの乱入は例え上司でも立会人が止めるべきタイミングだったとも思う。

ED後のラストカットも取って付けた感を感じる。

楽しめたが、「映画」としての完成度は「まずまず、そこそこ」の評価になってしまう。
poteo

poteo