オリンピックに出ることに異常な憧れを持つ運動音痴の主人公が、当時母国イギリスで競技人口ゼロだったスキージャンプでオリンピックを目指す話。
かっこよすぎる。
正直なところサクセスストーリーですらないと思う。
逆にラストのジャンプまではそっちの方も期待したんだけど。
何故か奇跡的に、とかね。
この手の映画だと、主人公のその後の功績とかが紹介されるんだけど、この作品にはそれがなかったので調べたんですけどね。
やはり、他の選手が引退する年齢から始めた選手ということで、華々しい感じではなかったですね。
しかし、そんなことがどうした？ って感じ。
やろうと決めたことをやり抜くということが、問答無用でカッコいいということをこれでもかと見せつけられるお話でした。
「ここで最高のパフォーマンスが出来なければ、僕たちの魂は死ぬ。永遠に」
やって死んだとしても死ぬだけだからな。
何もせずに死ぬ事に比べたらなに一つ怖くないわな。
