素人スキージャンパーと落ちぶれた元一流選手のコーチ、負け犬二人の無謀なオリンピックへの挑戦が始まろうとしていた。
元ネタはイギリス史上初のオリンピック・スキージャンパーとなったマイケル・エドワーズの半生を描いた感動のサクセス・ストーリー! 最初見た時はコメディ作品よりの感動系なのかと思ったら、実話を元に製作されてたのは驚いた！
特に、主役のマイケルのオリンピックにかける想いは凄まじく！幼い頃から出場を夢見て、奮闘するも運動神経もセンスも凡人並なのだが、諦めないメンタルとヤル気だけは人100倍で見習いたいほどである(笑)そして、そんな息子に振り回されるけど協力しちゃう両親がこの物語の1番の功労者ではないだろうか(笑)？
肝心のジャンプはガチで素人なのにも関わらず果敢に挑戦する無謀さはかなり危うく、不可能と思えた困難を、コーチ役のヒュージャックマンと二人三脚で挑戦していく姿は、実話とはいえ出来すぎだろ！？っと言いたくなるほどであったが、テンポもよくラストはウルッときてしまった。
オリンピックはメダルを獲得する為だけに出場するのではなく、参加する事に意義があるんだと。挑戦する事、諦めない心と気持ちが不可能を可能にしていくんだと教えてくれる作品であった。
