松原慶太

提報者 ES細胞捏造事件の松原慶太のレビュー・感想・評価

提報者 ES細胞捏造事件(2014年製作の映画)
3.1
韓国に実在したファン・ウソク教授(劇中では別の名前になっている)によるES細胞捏造事件を映画化したもの。日本のぼくらにとってはSTAP細胞事件と経過が類似しているので、どうしても比較せざるをえません。

とあるドキュメンタリー番組のプロデューサーのもとに内部告発がもたらされる。さまざまな妨害工作や、政治的圧力、一般大衆からのバッシングをのりこえて、関係者に取材をし、放送にこぎつける、という話。

主人公のプロデューサーを「殺人の追憶」のパク・ヘイルが演じている。パク・ヘイルは作品によって、サイコ野郎だったり、探偵役だったり、熱血ジャーナリストだったりと、演技力あるよね。その右腕となる取材記者の女子が元気でかわいい(名前分らず)。

ていねいに作られた水準の高いサスペンスですが、後半ちょっと展開が淡々とし過ぎの感も。実話ベースなだけにあまり無茶なことはできなかったんでしょう。
しかし、こういうのSTAP細胞で作ってくれないかなぁ。主演のりぴーとかでさ...。
松原慶太

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