松原慶太

犬ヶ島の松原慶太のレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.7
アートディレクションもデザインも素晴らしい。日本文化を深く理解した上で、近未来の設定だがどこか1960年代の日本を思わせるレトロフューチャーという時代設定も心地よい。

ウェス・アンダーソンは絵作りは完璧だが、ときおりストーリーがなおざりになる傾向があるが、本作は楽しめた。

「七人の侍」テーマ曲が要所に使われているが、ストーリー的にはさほど「七人の侍」要素は感じられなかった。

昨今のストップモーションアニメに見られる傾向だが、ややCG成分多めの部分だけ気になった(これはまぁしょうがないけど)。
松原慶太

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