ドント

人間まがいのドントのレビュー・感想・評価

人間まがい(2013年製作の映画)
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2013年。邦題がなかなかナイスな古典的低予算SFスリラー。実質70分のサッパリした味わい。
会話シーンの工夫のなさ、セス側の「何か大変なことが起きそう」的雰囲気が盛り上がらないのはよろしくない。でも掴みはOK、割と景気よく血が飛んで残忍に人が死ぬし、説明をろくにしねぇ姿勢、おいおい今は21世紀だそ?なレトロな内容(87年の設定)も可愛らしい。カーペンター作品や「ボディ・スナッチャー」を思い出す。
青と白の冷たい画面にヌラヌラしたやつ(CGじゃなくみんな手作り。なかなか気持ち悪い)の感触がよく映える。音や叫び声も迫力あるなぁ。小品だけど悪くない品です。
あとコメンタリーの人たちはもうちょっと作品について語って下さい。頻尿話とかいいんで。
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