さえぴー

ライチ☆光クラブのさえぴーのレビュー・感想・評価

ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)
4.0
初の邦画レビュー!
邦画も見ます、一応。1番好きな邦画は伊坂幸太郎原作の「ゴールデンスランバー」と、邦画界のタラちゃんとわたしが勝手に言ってる園子温監督の「地獄でなぜ悪い」です。見てない人はぜひ!

さて、今回の作品は高校生のときに原作漫画読んであまりの衝撃になんかファンになってしまったんですよね。
エログロ嫌いな人は絶対無理。エログロに耐性ある人も結構キます、たぶん。
でも美しい物語っていうか、純粋な悪にハマる人はハマります。

螢光町っていう治安悪い町が舞台で、登場人物はそこに住んでいる中学生。小学生のときに遊びでつくったクラブ(ひかりクラブ)が、ある男の子1人の手によって、とんでもない集団に成り果てる。大人を醜いものとして扱い平気で殺害し、美少女を神として崇め、世界を支配するための殺戮ロボットをつくる。クラブのメンバーはルールに縛られ、そのルールを破ったものは死刑。
だいたいすごい非人道的な内容だけど、少年たちの友情や美少女とロボットの恋愛には感動します。

これを実写化するなんてありえない!と思ったけれど、再現率の素晴らしいこと!若干違う部分、ラスト直前のある部分は少し残念なところもありましたが、俳優さんはよく揃えたと思うほどキャラクターそっくりだし、残酷な描写も忠実に再現している!数ある実写映画の中でもかなりレベル高いです。

1番好きなキャラクター、タミヤが野村周平だったのも個人的にすごく嬉しかった…
やっぱりライチ光クラブは最高です。
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