エーコ

バーニング・オーシャンのエーコのレビュー・感想・評価

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)
2.5
坑井に行くまでは、海の上を走るような高架道路、航空のようなゲート、ヘリコプターでの移動などが、舞台の特殊性を際立たせていて気分が高揚する。

坑井に行ってからは、(いつものことだが)ピーター・バーグの空間把握力の低さが悪い方向に出ており、とにかく状況が悪化していることと、爆発が起きていることしか分からない。

海底の映像も、イメージ映像以上のものになっておらず、映画を弛緩させている。

原因が海の下で起きており、事態悪化が早過ぎるので、カメラで演出できるような題材ではないのかもしれないと感じた。

国旗を入れた構図も虚しい。
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