渡邉ホマレ

レディ・プレイヤー1の渡邉ホマレのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.5
ゲームはもちろんだけど、映画、音楽などあらゆるジャンルを使って、大人も子供もワクワク出来るように作られた超大作。「スピルバーグって、まだこんなことできたんだ!」と素直に驚かされる「本気の子供騙し」!
上記のどのジャンルに疎くても十分楽しめるけれど、どのジャンルにも強かったらさらにボーナスポイント!というように、楽しさが追加される。
丁度、本作の「イースターエッグ」の様に、最高に楽しむための「鍵」が散りばめられているのだ。「マジか…?マジでアレやんのか…⁉︎w」と、劇場がワクワクに包まれる瞬間がいくつかあり、その一体感もとても楽しい。
また、ゲームをひとつの「逃避」であると指摘しながらも否定ではなく、「そこで手に入れられるものも確かにある。でも現実じゃなきゃ手に入らないものもあるよね」と理解する思考は、とても若々しく、やっぱりスピルバーグはすごいなあ…!と、思わず拍手してしまった。