マーフィー

レディ・プレイヤー1のマーフィーのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

史上最大級のお祭り映画じゃないですかね。

いたるところに散りばめられているキャラクターやオマージュ。

追いきれない、気付ききれない、観足りない。
色々調べてもっかい観たい。

一回観ただけでも、メカゴジラ、ガンダムはもちろんのこと、
DC、キングコング、チャイルドプレイ、シャイニング、AKIRA、ジュラシックパーク。
ゲームではストリートファイター、マインクラフト、オーバーウォッチ、マリオカートなどなど...。
観たことあるけど名前なんやっけなー、みたいなのもたくさん。
キャラもやし、オマージュもやし、ほんと数え切れないほど詰め込まれてる。
スピルバーグの死後に「この映画にイースターエッグを残した」なんて噂が流れたら信じてしまいそうなほど細かすぎる。

個人的に注目ポイントだったガンダムもカッコいい。
日本人が日本語のセリフ発信で動かす、っていうのもこだわりが感じられて嬉しい。

この日本人、トシロウ(ダイトウ)を演じる森崎ウィンですが、
仮面ライダーWの第7〜8話で、カリスマ高校生ダンサーを演じた子ですね。
たまたま仮面ライダーWを観直してたタイミングで、ツイッターからこの情報を得て、
タイムリー過ぎて大興奮した記憶があります。
いい味出してましたね。
はい、あなたがガンダムで行ってください。あなたしかいません。参りました。
個人的にいうとガンダムもダイトウも、もうちょっと見せ場が欲しかったかなあ。
やっぱ日本人が活躍してるとこは嬉しいですもの笑

ほかの現実世界の登場人物は、いいギャップですね。
その分、トシロウがアバター通りの礼節わきまえた日本人なのがいいんじゃないでしょうか。
むしろ海外の人からしたら、ニッポンジンらしい日本人ということそのものが個性なんでしょう。
座禅組んで瞑想してたり、ちょいちょい礼をしてたり、
ガンダムがビームライフル使わずにビームサーベルだけなのも、
全部日本人以外に向けての「ニッポンらしさ」的サービスシーンでしょうよ。
「フー!ナイスガイ!ブラボーサムライ!!」みたいな。
もちろん日本人も大興奮ですけどね。

トシロウのシーン以外でいいなと思ったのは、サマンサの出るところかな。
特にキスシーンは全部右側から映してるのが、めちゃくちゃグッとくる。
最後には顔の右側を隠すように覆ってた髪をあげてるし。
いいシーンでした。

なんかトシロウばっかりになりましたが、
ほかのキャラもみんな個性的でよかったんですよ!!

ストーリーは複雑じゃないし、
いろんな要素が入っててお祭り騒ぎな映画だから、
めっちゃ楽しめる。
何回も観直したくなる。今年のブルーレイ購入案件!
ぜひ観る人はIMAX3Dで。
この映画は本当にいい環境下で観たら魅力倍増だと思いますので。
マーフィー

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