おたば

レディ・プレイヤー1のおたばのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.8
【SFはここまで身近なものになってきた】

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この作品最高ですね!
SF作品としての迫力ももちろんですがストーリー自体がとてもドラマがあって
笑いも涙も興奮も一挙に味わえる贅沢な映画になっていると思います。

日本のアニメやゲームなどもたくさんオマージュされていることはどのレビューを見てもわかることだと思いますが
ぜひシャイニングをご覧になってからこの作品を見ていただきたいですね(笑)
あれは本当に興奮しましたし、一人で沸いてました!

今までもVRを取り入れた作品は沢山ありますがこの作品を見ていて強く感じたことがあります。

SF映画は僕らの近くに来ているっていうことです。

SF(サイエンスフィクション)とは
『技術が進歩してこういうことができるようになったらこんな事が起こるんじゃないか』という科学的空想なのですが

昔はスターウォーズに始まる宇宙への期待や夢やロマンを描くことが多く
異星人や銀河とは異なる惑星系や宇宙戦争…様々な作品がありますね!

今回のレディプレイヤーももちろんSF作品ではありますが
宇宙進出とか、言ってしまえばコロニーだったりとか、そういう次元の話よりも身近な気がしませんか?

言ってしまえば、仮想空間でアバターとなる自分が動いたりする
これはSFではないのです、科学的空想ではなくて、技術的にすでに現実に起きていること。
その仮想空間の内部がより発展した世界がこのレディプレイヤー1ですから
勿論容易な話ではないかもしれないけど、異星人と隣り合って暮らす未知の世界よりも
現実味ある、けれでも夢とロマンにあふれた世界が描かれてるんですね。

だからこそ現実の描写はすごく面白くて滑稽で皮肉。
それでもなぜか感動してしまうのは、やっぱりリアルに想像できる世界がそこにあるからなんでしょうね。

個人的にはやはりあのシャイニングの場面。
屈強な印象のエイチがびびりまくるのも面白いけど、シャイニングの映像に人物だけ合成したような高い再現力は本当に興奮しましたね!
あとはダイトウがイケメン過ぎて笑った。

おすすめ度は84点
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