試写会にて。
娘を失った悲しみから2年間ふさぎ込んだままのハワード(ウィル・スミス)をなんとか立ち直ってもらおうと会社の同僚の3人が望みを託したのは、劇団員の3人の男女だった。
うーんちょっと盛り込みすぎでは?
主人公が哀しみから立ち直るというメインストーリーだけでも重いはずなのに、周りの3人もそれぞれ重たい事情があり、なんだか全て中途半端な印象。
さらにファンタジックな設定もあり、ストーリーも少し哲学的なので、セリフがものすごく不自然。
Collateral Beautyという単語を「幸せのオマケ」と訳していたけど、これが全然しっくりこないのでラストの展開が腹落ちしませんでした。おまけに邦題は「素晴らしきかな、人生」。うーんちょっと違うような。
ラストのどんでん返しも、うーん納得出来ず。
子どもを持ったら変わるかもしれないけど、それにしてもちょっと私には合わない映画でした。
クリスマスなNYの風景は綺麗でした。