このレビューはネタバレを含みます
なかなか胸がすく良き映画だね(スッキリ
結構怖い上質のスリラー。
途中までは。
特に夜中の犬とシャワー室のシーンにかなりビビった私。
途中までゴードという男の考えが読めず、ひたすら不気味な空気が続く。
この辺りのゾワゾワ感はかなりのモノ!
しかし、謎の男ゴードの内情が明らかになるにつれ、物語は正当性を帯びた復讐劇と化す。
終盤に怒涛に訪れる、夫のこれまでのクズの行いに天誅を下す展開に、不肖私、胸がすく思いでございました。ハア、スッキリ。もうね、ザマみよと。
奥さんが完全にとばっちりで終始かわいそうだったけど、夫の本性に気付けて、これはこれで良かったのではないか。
最終的に誰も幸せにならなかったけど、それ以上にカタルシスを得た怪作でした。個人的には。