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セトウツミのRyuのレビュー・感想・評価

セトウツミ(2016年製作の映画)
3.9
この空気感がなんともたまらん!高校時代を思い出しました。こんな河原ではなかったですが、休み時間や部室の中で、帰りのマクドで・・・駄弁ってた当時を振り返って、こんな中身のない時間が今やこんなにも恋しくなるとは。関西弁なのがまたイイ!私も大阪出身で関西弁で普段喋っていたので、「なんやねん 」だけでなんか勝手に近しいものを感じてニヤケてしまいました(笑)。菅田将暉と中条あやみは大阪出身ということで、関西弁はなんの違和感もなく、菅田将暉のちょい強めの関西弁もイイ味出してたと思います。池松壮亮の関西弁もそんなに気にならなかったです。福岡出身らしくて、やっぱ南の方は言葉の後ろが上がる感じがあるんですかね。それぞれでちゃんと完結するお話もホントに中身ないようであるようで、自然な感じでした。ただ2人の高校生が駄弁ってるだけなのに、ホントに吹き出す程おもしろかったです。この2人の雰囲気がたまらなく愛おしい。75分とかなり短くて、それぞれ話も分かれていてサクッと観れる作品でした。
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