このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
男女間の歴史と対立をBarbie Worldと現実世界を使ってうまく表していた。
またステレオタイプやバイアスといった固定観念がいかに世の中を変えるのに障壁になるのかも案に示していたように思える。
個々の対話が世界を変えるために重要であり、「人形」や「概念」であった定番Barbieは対話を積み重ねることで「人間」に変化したと最後の産婦人科のシーンから読み解いた。
そして何よりマーゴットロビーの演技は素晴らしかった。
泣きのシーンを見るのは直近のBabylonぶりであったが、あれは本当に泣いてると思う。
オードリーヘプバーン、グレースケリーといった名だたる女優と同等と思える程の女優らしい顔立ちと喜怒哀楽の表現力は本当に素晴らしい。