このレビューはネタバレを含みます
のっけから『2001年宇宙の旅』で、
「これはバービー映画の夜明け&金字塔やで!」感が良い。
随所随所で笑える良い映画。
そのジョークも変にやり過ぎ感なく笑わせる手腕に脱帽&時代やなあと感心した。
とにかく凄いのは前半のマーゴットの「人形」感!!
私はティモテ人形やったけどリアル人形遊びの動き!!
映画ネタならちょいちょい「マトリックス」ネタが入るのも笑う(ヒールかサンダルの選択、ドアしかない長い廊下、預言者的に出てくるバービー創始者)
ダンスはサタデーナイトフィーバー(ケンが見たセンチュリータワーの中に一瞬、若かりし頃のトラボルタ映っててきゃー!)
ほかにも映画オマージュとしてはどの作品か分からんかったけど、「雨に唄えば」時代の映画によくあったシンプル背景の歌のないミュージカル、これまた他の映画でも増えてほしい。好きな演出。
往年の映画オマージュがゴロゴロしてて超楽しい。(それ故にスナイダー被弾は笑う・そうよね、ケンランド(KENDOM)はスナイダー作品感あるねww)
あとはテンポとノリが良すぎて2時間ラストシーンまでの早送り感よ。
あっという間ーーからの、最後のシーンのスロウな空気感も最高だわね。流れるバラードも最後。
冷静に考えたら「バービーが人形遊びを卒業」てシュールやけど。
ちな2週目は、最初にバービー泣くところで私も泣いた。
マーゴットロビー、何してても可愛い。
泣き顔、本当に上手可愛いいよね...
エンドロールのラストに流れる音楽も古典映画の最後感あって良き。
この懐かしい感じ、あれだ、学生の頃に観た『キューティ ブロンド』!