このレビューはネタバレを含みます
三時間越えが苦痛じゃなく面白かった。
最初フランクが老人ホームにいるシーンから始まり、時は戻り若い時期の話が始まるんだけど、ゆうても全然おじいちゃんで、最初どの辺の年齢の話なのかよくわからなかった笑
そして気がつけば出てくる人達みんなおじいちゃんで笑
(きっと30、40歳代設定なのに笑)
ストーリーが進んでいくと段々歳をとっていくんだけど、元がおじいちゃんだからはっきり言ってあんまり変わってない笑
だって、現在ロバートデニーロ76歳、アルパチーノ80歳。
80歳前後の老人に特殊メイクして映像加工したとしても30代には見えない、ということがわかった笑
蹴りを入れるシーンは動きが完全におじいちゃんだった笑
しかし、マフィアの仁義というものは嫌いじゃない。
人は殺しても仁義は大切にする。
(家族は気の毒だけど、、)
誰かのためにやっているようで、実はただ使われていて、結果自分が苦しんでしまう、そんな人生は切ない。
家族を守っていたと言うても、そもそもそこに足を踏み入れて、そのあとも入れっぱなしでは敵が減るわけない。
どこかで断る勇気が絶対必要。
若くて元気がある時は、語れないことを背負ってる背中はかっこよいかもしれないけれど、おじいちゃんになってしまうと、後悔に苦しめられてるようでたまらなく可哀想だった。
しかしながら、スーツをビシッと着て良い車乗って、ギラギラした時計や指輪つけててる大物俳優たちは、自信たっぷりで悪い感じが超エレガントでカッコ良いんだな〜
ジミーの最期、ネイビーのシャツにベージュのパンツ、白ソックスに茶色のホースビットローファー履いてて、なんてお洒落な死体だと思ってしまった笑