チョコレートバーは命より重い。
これまでと違ってかなりスケールを大きくしてきたパージ第三弾。今作はフランク・グリロが主役なので主人公陣営が不快というこれまでの問題点がない。ベネ。
シリーズが人気なのか、一作では回収しきれなさそうな大風呂敷を広げにかかってきた。スリラーでもあるがディストピア映画としての側面が前面に出てきたので、割と好みの味付け。政治家達もいい具合に下衆。
オチは半分くらい予想できていたというか、それはまあそうなるよねという感じなのであまり肩肘張らずに見るといい。マジかよアメリカ最低だな。
チョコレートバーのくだりは名シーンだと思う。