まず声を大にして言いたい。
「マイケル・ムーア監督じゃねーよ!!!」
…いや、コレは別にハリセンボン春菜がどうってワケじゃなく単純に僕の叫びなのです。
様子が変だ。これまでアポなし取材や過激なパフォーマンスを売りとしていてアメリカ政府から煙たがられていたマイケル・ムーアが、どういうワケか国防総省の幹部に招かれて一向に向上しないアメリカの現状を助けてほしいとお願いされたのだ…!!
こうして、マイケル・ムーアは世界各国へ飛び、その国々の美味しい所を盗んでアメリカに持って帰って取り入れさせようというミッションに出たのだ。
例えば
イタリアがやたら有給が多い点。
フランスの小学校の給食はフレンチフルコースな点。
フィンランドは宿題を出さない点。
ポルトガルが麻薬を使用しても犯罪じゃない点。
ノルウェーの刑務所がとにかく快適すぎる点。
一見、自由すぎると思われるやり方が逆に学力を上げたり、犯罪率を下げたりする結果を生み出しているのだ。。
アメリカ人だけじゃなく日本人だって目からウロコですよ!
この辺の作り方は実に丁寧で、池上彰の番組と同じくらい分かりやすい!!
しかし、マイケル・ムーアはそれじゃダメなのだ。体もまた1周りデカくなって顔も湘北の方の安西先生みたくなってすっかり丸くなってしまっている。。
噛み付く牙はすっかり抜け落ちてしまったのだろうか。。
そして、各国を巡ってダメな部分が浮き彫りとなったアメリカ・・・と思いきや何じゃそのオチは!!!!
全然、学習能力がないじゃないか…。
正直呆れるような結論で全てを台無しにしているような気がしました。。
果たして次取るテーマとかあるんですかね…。色々心配です。
一応、勉強になった部分もあるのでこの点数で。