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天空の城ラピュタのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)
4.0
サングラスの男達に捕らえらた少女シータは飛行船に乗せられていた。
女海賊ドーラ一味が襲撃し、それに乗じてシータは飛行船の外にに逃げるが落下してしまう。
しかしペンダントにしていた石が光り落下がゆっくりになった。
シータが落ちていく姿を偶然見つけた機械工見習いのパズーは彼女を家に連れて行き介抱した。
翌朝目覚めたシータはパズーの家に空中に浮かぶ城ラピュタの写真が飾ってあるのを見つけた。
パズーの父親がラピュタを発見したが誰にも信じてもらえず死んでいった話を聞いたシータ。
ラピュタという名にある思いがあったシータとパズーはそれを探しに・・・。

ジブリ作品のメジャー系でコレも長年見てなくて、やっと初鑑賞しました。
ジブリ作品で1、2位を争うほど人気作なのに見てなかったのがお恥ずかしい(笑)

わりと分かりやすい冒険モノですが、シータの生い立ちなどラピュタを巡る深いものがあったりする。
天空の城というだけあって、虚飾の存在に対して本来の実のものが重要というテーマでしょうね。
やっぱ宮崎駿監督は深いところを突いてくる。

そんなオトナ達の虚実を争う醜い戦いに、シータとパズーのシンプルで純情な想いが眩しい。
飛行船の上での2人の会話は真っ直ぐ過ぎてウルウルきてしまった。

ラストも虚飾のものなんて一瞬で壊れるというメッセージなんでしょうね。
バルス!か〜(笑)