有酸素

20センチュリー・ウーマンの有酸素のレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.8
パンクとフェミニズムを通してモダンな感性を教えてくれるアビーがとても頼もしかった。
息子が好きらしいトーキンヘッズを軟弱者のやつね、でもこっち(ブラックフラッグと比べて)のほうがいいわっていうドロシアと考える前に踊ろうと誘う彼が良かった。
こういう人物描写が細密な映画ってひとり共感できるキャラクターがいないと退屈してしまうのにまったくわたしには無関係な世界だけど突き放されずに妙に寄り添わせてくれる優しさがある。