ちゃあぽむ

20センチュリー・ウーマンのちゃあぽむのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
5.0
1970年代末の南カリフォルニアを舞台に
思春期の息子ジェイミーが世代の異なる
三人の女性(母、同じ家に住むアビー、
幼馴染ジュリー)と過ごした濃い夏の物語
とっても良かったなぁ大人になって見ても
勉強になる作品だった ある意味モテる男に
なるための英才教育映画!!

音楽も映像も内容も凄く好みだった◡̈♡

男らしいタバコの吸い方をレクチャーした
幼馴染ジュリー。エル・ファニングちゃん
本当お人形さんみたい ずっと見てたかった
こんな可愛い子が夜な夜な隣で寝るために
忍び込んでくれる人生うらやましすぎる!

出てきた時からアビーが1番好きだったなぁ
嬉しい結末もとっても良かった!!
フランシス・ハ役よりアビーの役が好み
真っ赤に染めた髪色が美しかった 病気原因
判明した時も誰も責めないカッコ良さ
テープ渡すときのセリフがたまらなかった
こんな言葉をくれるお姉ちゃん欲しかった

“ここに入れたのは 私が10代の頃に
聴いていたら 楽になれたと思う曲ばかり
だから今 聴いてくれれば 私よりずっと
物事の見える人になれるはず”

これだけ良い環境に居たら絶対良い男になる

確かに私の周りのモテてた異性は素敵な
お姉ちゃんや妹さんが居て女子人気の漫画や
流行りのドラマや映画を見たりしてたなぁ
モテる英才教育ってあるんだろうなぁ

“女性に何か聞かれたら できるだけ
言葉少なに答えて 謎めいた表情を”
これ絶対モテる!素敵なレクチャー!!

過干渉なように見えても嫌悪感がないのは
底深い愛情をちゃんと感じたからかな
そして充分、素直で優しい子だジェイミー
母親になるってすっごく大変

心で通じ合えてるとわかるからこそ
拒否しちゃう気持ちもすっごく共感できた

同じ家で過ごす、どっかおかしくても
凄く愛おしい人々の温かい映画だった
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