愛り

レディ・バードの愛りのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
5.0
青春映画とか言いたくない。
一般的にはそういうくくりなんだろうけど、私は青春、で終わらせたくない。
ある人間の人生の生き方を描いた
映画だ。
人生青春な人もいるだろうに、大人は青春を過去のことのように語る。
わたしは一生青春してたいし、する。

恋愛について考え直した。
1人の人に夢中になってたくさんきゅんきゅんして、それで終わりなら終わりでいい。仕方がない。そしたら次、また面白い人間と出会って恋に落ちればいい。

1人に固執してしまったせいで、恋愛を深く考えすぎて苦しんでしまうのはまったくもって不毛な時間だ。

レディ・バードのその場での勢いや破天荒さは、周りからの非難もあれば、同意もされず、自分自身、後悔もあるかもしれないけど、無駄ではないと思う。
無駄な時間ではない。
本当に大切なものや人に出会える可能性を自ら広げて行動している姿は本当に同感できるし、わたしもそういう風に堂々と、もっと堂々と歩いていきたい。

何を言われようが、視野が狭いと言われようが、義理や人情は捨てず、家族は大切にして、恋人とも見つめ合って、親友とも手を繋ぎそして、道理だけは忘れずに生きていきたい。自分が正しいと思う道へ。
愛り

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