愛りさんの映画レビュー・感想・評価

愛り

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7つの贈り物(2008年製作の映画)

3.9

前半はパズルのピースががばら撒かれていき、どれがどういう風につながっていくんだ!?と推理する気分で見ていた。
ストーリーは徐々にわかるというより、終盤にかけて一気にパズルが完成する感じ。
そしてその時
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エゴイスト(2023年製作の映画)

5.0

本当にとても美しかった。
素晴らしい愛の映画だった。
愛について哲学的に語られることはあるけれど、こうして映像作品として見ることができるのがとても至福だった。
エーリッヒ・フロムの「愛するということ」
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.5

向日葵が物語っている。

どんな感想を書くよりも、
向日葵の花言葉を見ればわかる。

「あなただけを見つめている」
「愛慕」
「崇拝」
「熱愛」
「光輝」
「憧れ」

この6つの意味がこの映画だ。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

わざわざ意味深なシーンを入れることは、
何か意味があるってこと。

複雑に絡まってるようで
丸く収まってる男女関係。

でも言語化するのは難しいような
感情たちの衝突。
でもわかりやすい感情たち。
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

最後の自分のことバーンってするの
不謹慎だけどカッコ良すぎる。

狂っていくというより、
狂っていて、狂い続けているという感じ
でも、その狂気は、
時には人助けになるかもしれない
もちろん、人を傷つけ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.5

こんなに重厚感のある映画を
久しぶりに観た…

映画という芸術を思い切り楽しませて
もらった。贅沢すぎる。

これは観賞後、色々調べてしまうのも
わかる。というか調べたほうがいい。

絶望と喪失と虚無
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

5.0

2度目の鑑賞。
音楽は流れず、日常が流れる。
目に映るものが美しく感じられる。
本当に素敵な映画。

悲しいシーンは観たくなくて
きゅんとするシーンで止めておく。
2度目は好きに自由に観る。

自身の
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

5.0

お母さんのあの眼差しと
優しい言葉たちで
ツリーが本当は
ビッチなんかじゃなくて
優しくて強い女の子だってことが
わかる。

人生は選択の連続だっていうけど
無意識に選択してしまっている
こともあって
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少女邂逅(2017年製作の映画)

4.5

好きな人がいることって
幸せだなって思える映画
美しい
わたしもあの子のこと今でも好きだな

ただのおしゃれ映画かと思っていた
自分を殴りたい
しっかりとしたメッセージ性があった
これは誰もが自分の学
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

5.0

言語化するのがもったいない
そよぐ風、靡く木の葉、ゆれる前髪
身近に置いていたい、そんな映画

初恋(2020年製作の映画)

4.0

おもしろかった!
ヤクザ映画好きだな〜
スーツ姿かっこいいな〜
染谷くんやっぱりすごい、、
彼がいたから映画の良さが際立ったと思う
有名俳優たちの登場に
わくわくしっぱなしだった!

でももし、何の前
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

恋とか愛とか
目に見えないものは怖いな〜
相手を信じるか信じないか
みたいなそういう心理戦、
恐ろしいよな、でもこれが恋愛。

まず普通に、美術館好きとして、
めちゃくちゃ楽しめる映画。
部屋の作りも
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スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)

5.0

うおー!!
青春時代を共に過ごした!映画だ!
ひっさしぶりに見つけた
今まで忘れてたなんて……
懐かしい〜!!!

加瀬くんの最後のシーン、
ずっと待ち受けにしてたな…
すごく夢があって、とっても自由
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孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

#好きな邦画とりあえず9本
のタグでツイートしようとしたときに
これ、思い出した。
大好きでもう一回観たい!
とはならないけど
なんかすごく心に残った

めちゃくちゃ、
うーんなんだろう、
かっこよか
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his(2020年製作の映画)

5.0

言葉で多くを語りたくない映画。
とにかく2人の空気感を
ゆっくりと味わって欲しい。

同性愛を扱った映画はたくさん
観てきたけど、
「his」はまた新たなジャンルを
築いたような作品だった。

幸せの
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

5.0

自己肯定感爆アゲ。
なんか退屈でなんかやる気出なくて
でもこのままじゃいけない気もして
って時にベストな映画。
よし!家に篭ってばっかいないで
お洒落して楽しいことしよ!
って思える!
NYのキラキラ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ期待して観に行った!
でも、ちょっと期待しすぎたか?

社会派として観るのはもちろんだが、
もう少しミステリー要素に
力を入れて欲しかったかも…

この映画の面白さについては
散々述べられ
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

5.0

ヤスコにもツナキにもどっちにも
すごく共感できた。
2回目の鑑賞でようやく認められた。
認めたくなかったんだけど、
ようやく。
自分らしくいていいんだな〜って
思えた。カッコ悪くても。

「生きてるだ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

大学で社会福祉概論を
とっていたけど、
授業で学ぶより何倍も心に刺さった。

福祉に対して、届かない思いや声は
まだまだあるだろう。
しかし、こうやって映画にして
全世界の人に発信して、
称賛の声を聞
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日日是好日(2018年製作の映画)

5.0

掛け軸の世界を想像してみたい
雨の音を聴き分けてみたい
四季を感じて、生きていきたい

静かな映像と雰囲気。
けれど自然の音は鮮明に表す。
人間と自然の融合、
自然の中で生きているという気づき。
新緑
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

5.0

良かった!!!
ドラマにハマり、原作を読み、
待望の映画!
池松壮亮と蒼井優の時点で
100点なんだけどそれに加えて、
ARATAのあのハマったら
やばい男感も良いし、
ラグビーのあの男の子の、
関わ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

5.0

こういう、泣ける!みたいな映画
あんまり好きじゃないから、
面白いのはわかってるんだけど
積極的に観ようとはしてなかった…

けど、やっぱ観てよかった…!
おもしろかった!
悔しいくらいめちゃくちゃ泣
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生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)

4.1

これ、中学生の時かな、、
レンタルして観た。
めちゃくちゃ面白くて
2回観たの覚えてる。 

よくわからない話ではあるけど
〝死〟というわかりやすい
ゴールのような結末のような
ものがあるから
すごく
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宇宙兄弟(2012年製作の映画)

4.0

ふと、レビューを書こうと思い立った。
小学生の時(もうそんなに経つのか…)
映画館で観た。
めちゃくちゃ面白くて
私は当時、宇宙が大好きだったから
最高に夢のある、素敵な世界だと
ぽろぽろ涙を流してい
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.2

良かった。
ブルーアワーという自然現象をバックに描いていたから、とても情緒的だった。
誰もがノスタルジーに浸る時が
あるだろう。
ブルーアワーのあの時間。
なんだかもわっと私が浄化していくような。
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

冷静でいたいのに、
あなたを前にすると
どうしても冷静でいられない…
感情が溢れだしてしまうことこそが、
〝愛してる〟ということ
なのかもしれない。
冷静でいられたらそれはもう〝愛〟
ではない。

ひとよ(2019年製作の映画)

4.5

大好きな白石監督の作品。
鑑賞直後は、残酷な描写が少なめだと
少し物足りなさを感じていた。
しかし
時間が経ちよくよく考えると、
こんなに重いテーマなのに
温かい映画に仕上げることができるのは
白石監
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

最高な映画。
憂鬱な朝、
だるそうに家から出ようとした時
この映画を思い出したい。
途端に、今日を楽しもう!
って活力が湧いてくるだろう。

フリーの人は、
もしかしたら運命の人に出会えるかも!
(メ
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凪待ち(2019年製作の映画)

5.0

女1人で観に行った。
周りは男ばかりだった。
私含め多くの人がすすり泣いていた。
観終わったあと、
香取慎吾の大柄な体に憧れて
堂々と道を歩いてしまった。
泥くさい人間たちが大好きだ。

恋愛は尊いも
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

5.0

脚本古沢良太、
主演長澤まさみの時点で
大好きな作品なのはわかってた。

それでも、ドラマがヒットして
映画化した、くらいの
よくある構図なので、
こんなにも今年一良い映画に
なりそうなほど、
心が突
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.1

あの観覧車のシーン、
あそこは痺れたよな。
みんながみんな、
みんなの気持ち分かるもん。
一人一人が一人一人の気持ちを分かる
なんて、凄くない??
それってすごい一体感で、
あのシーンはまるで私も、観
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.0

みるめ(松山ケンイチ)とユリ(永作博美)の関係性、誰もが憧れるやつ〜
なによりも良いのが、
2人とも甘えるところと
甘えられるところとをたぶん、
感覚的に分け合ってるんだよなあ。
それはきっと、
年上
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.0

前半の流れと、松山ケンイチが最高。
松ケン、なんだこの哀愁漂う背中は。

なんだか
小説家が抱えていそうな闇を
少しオーバーにだけど、
描いている映画みたい。
ストーリーというよりも、
一人一人のキャ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.5

愛がなんだもそうだけど
なんでこんなに美味そうにビールを飲むの……
ビール飲みながら観た
わたしのあの夜は最高の時間だった。

生活感溢れる映像って本当に心に残るんだよね。
小さな幸せがほこりみたいに
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.8

愛についての映画はたくさんあって、
その数ほど愛はある。
愛に答えはないし、愛にルールもない。
愛の捉え方も人それぞれだ。
きっとそれは、愛は目に見えないものだからだろう。
だから自由で、そして歪んで
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

映像や雰囲気が好き。
ジョゼとか南瓜とマヨネーズみたいなそんな雰囲気。
彼氏と観に行ったんだけど、
なかなか心理描写が難しかった。
なぜかって、あんまり同感できないから。

彼は、「なんでみんな素直に
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