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四月は君の嘘のritoのレビュー・感想・評価

四月は君の嘘(2016年製作の映画)
3.1
母の死をきっかけにピアノを弾くことをやめた天才ピアニスト有馬公平は、謎の少女・宮園かをりと出会う。


天真爛漫なかをりと大人しい有馬。正反対な二人の性格は、演奏にも表れます。はちゃめちゃで好きなように演奏するかをりに、有馬は強く惹かれます。
「君は自由そのものだね。」
「違うよ。音楽が自由なの。」
この二人の会話がとても印象的でした。不自由な自分を音楽が自由にしてくれる。音楽だけはなく、自分の好きなもの全てに対していえることだなと思いました。そこには上手い下手という概念はなく、自分を自由にさせてくれる音楽を楽しそうに弾くかをりの姿に、こちらにまで好きな気持ちと楽しさが伝わってきました。

この時の楽譜通りに弾かないバイオリンが最高だった!自分の思うままに好きなことしてる時って本当に楽しいですよねーー☻
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