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彼らが本気で編むときは、のritoのレビュー・感想・評価

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
4.6
ネグレクトな家庭で育つトモは、叔父のマキオと彼の恋人でトランスジェンダーのリンコの家で暮らし始める。

トモちゃん可愛いーー
生田斗真演じるリンコはとっても美しい
最初は多少の違和感があっても気づくとなくなっていた
脇を固める門脇麦も小池栄子らもすごく良かった
リンコの母親・田中美佐子の子を想う行動は忘れられない

トモがリンコのお弁当を食べなかった理由が可愛すぎるし、こんな素直にリンコの母性を理解し受け取り客観的に言葉にできる子でも母親は別格なのか、、難しいなあ
下の手術についてリンコが教えてくれるシーンは、私もトモと同じリアクションを心の中でしてしまったw スゲー

無駄にアップにならない、固定カメラの長回しや遠くからの画が多かったのが印象的だった(実際に自分がそこにいて遠くからそっとみてる感じ)
ちん○とかおっぱ○とかの単語が出てくるから誰かと見る時はちょっと注意🤏だけど、老若男女問わず一度見てほしい
悲しさ悔しさ怒りが伴う場面もあるけれど、根底には人を想う暖かいものが流れていている映画だと思った
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