噂には聞いていたが…マジのヤバイ映画でした。。
噂その１「全員本物の不良」
噂その２「撮影後ほとんどの不良が逮捕される」
噂その３「ほとんどがゲリラ撮影」
噂その４「ほとんどのエピソードが実話を元にしてる」
やっぱり、地元茨城では１０校の高校を仕切ってた俺…や、怖くてそんな嘘もつけません(スーパー良い子でした)ので ただただビビリまくりで鑑賞ですよ。
全員素人ですから、棒読みだし何言ってるか分からないしアフレコとかしてないから雑音で聞こえないシーンもザラ。しかしそれこそがリアル！！！
何だかクローズZERO、他不良映画は綺麗事だったんじゃないかってハッとさせられましたよ。。
役者も素人なら監督も一応映画学校で少し学んだようですが(先生と揉めて退学。。)、ほとんど素人のようなもの。
彼らに通常の映画のセオリーなんて通用しない。普通こうなるでしょ的な方向から大幅にズレて展開してきます。
ボブ・サップが初めて格闘技参戦したインパクトを思い出しましたよ。今までの常識が通用しない的な。。
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』ばりに若者４人が静岡県富士宮のドギツイ不良ワールドに巻き込まれていくお話です。その４人も個性的で…ワルの世界に憧れてる奴、不良に屈しない奴、チビで童顔の金持ち、ずっとヘラヘラして簡単に仲間裏切る奴(コイツが一番好き)などとにかくリアル。
絡んでくる不良様もよくぞここまで個性だせるなってくらいバラエティに富んでて、クローズなどで憧れすら抱いていた不良の世界がここまですさんでいるのかと思うと震えますよ。。
実はワタクシ、２年間だけ、静岡の沼津市に住んでいた事があり、ちょうどその時だけ原付を乗っておりました。この映画の舞台、富士宮もよくブックオフまで原付で行ってましたが、この映画が実話というのならよくぞ、僕は原付狩りに合わないでいられたな、と今になって安堵しました。。
が、しかし、最後の僕の原付は沼津駅で盗まれボロッボロになって発見されました。。静岡って恐ろしい県だったのですね。。
とにかく、この映画、制作費も５万円という噂で圧倒的チープではありますが、スターウォーズに匹敵する平均点数とスケールの大きさを感じる激ヤバ映画です！！！今ならまだアップリンクで観るチャンスあり！！必見！！
