異世界転生みたいで楽しかったな。
人間関係を切るって言葉あるけど、それは他人との関係だけじゃなくて自分自身との関係でも起こりえるんだろうな。何か社会で大きな出来事があった時に、これまでの自分と縁を切って新しい自分になろうとする。なんとなく不満で、なんとなく飽きてて、なんとなく何かになりたいという自分がいて、でも決断するためのきっかけを身近なところからは得られない、というか気付けない。だからこそきっかけを自分から離れた大きな出来事に得ようとする。主人公が自分が変わるきっかけを身近な人からは得られず、気付けず、テレビで見た人や遠くの人から影響を大きく受ける姿勢、ミーハーで自分もそういうとこあるな〜て思っちゃった。人間関係切る人は、自分自身も切る人だと思う。
最後はこれまで自分の人生をぶつ切りに生きてた主人公が、自分の選択したひとつの流れを受け入れるようにも見えるし、そんな判断にすこし酔ってるようにも見えた。
小さくなる前はあんなにメリット連呼されてたのに、いざ小さくなったらメリットよくわかんなかった。セットめっちゃかわいかったな。ちいさい世界ってなんか憧れるよね。
