ま

ダレン・シャンのまのレビュー・感想・評価

ダレン・シャン(2009年製作の映画)
3.2
何この終わり方の半端ない打ち切り臭(^ω^)
急いで風呂敷畳んで無理に良さげな雰囲気にまとめているけどそれがこの作品の良さを消してしまっている気がする。
そもそもそんなテンションじゃなかったのに最後急にフリークだけど強く生きるみたいに良い子ぶりだすのでそりゃスティーブもささくれ立つ。
アクション中変にスローモーションが入るのも残念。
特にクレプスリーとマーロックの超高速睨めっこ対決のとこの演出はどうにかならなかったのかなぁって思った。
映画全体のダークで奇妙な雰囲気、シーン毎の切り替わり演出は良かったので細部を詰めてもっとタイトにしたら尻すぼみにならなかったのかなって思った。
全体的に冗長だしどのキャラも描き混みが薄く変に段取り臭いのであれよあれよと流される間にいつの間にか終わってしまったという印象。
というかそもそも小さい頃から想像していたクレプスリー像もっとシュッとしてるイメージだった。
何ならガリガリで血色が悪く濃いクマだけどどことなく高貴っプスリーが見たかった...!
んでもってダレンを上からジト目で見下ろしつつもたまに目が優しいっプスリーも見たかった。
という思いを一身に引き受けキャラは違えど体現してくれたのが渡辺謙さん。
ま