友達のガルパンおじさんに勧められてテレビ版をすっ飛ばして視聴。一回目はキャラはよく分からなかったが取りあえず「ガルパンはいいぞ」ということだけははっきりとわかった。
爆音の戦車バトルに目が行きがちであるが、廃校に不貞腐れる風紀委員や会長不在のなか生徒を切り盛りする広報、単身乗り込んで約束を取り付けてくる会長、ピンチに駆けつけるライバル達と、ドラマパートも初見ながら引き込まれる。とくに桃ちゃんが帰って来た生徒会長に泣きつくところは見てるこっちも泣きそうになった。
劇場版ということもあり、音響は最初から最後まで素晴らしい。リピーターが多いのもやはりこの迫力は映画でしか体験できないからだろう。敢えて台詞を排し戦車の音と映像に集中させるセンチュリオンとのラストバトルからも、スタッフの戦車バトルに対する「燃え」を存分に感じとることができる。
テレビ版未視聴の人もぜひ劇場で見に行って頂きたい作品だ。
