コミヤ

パーティで女の子に話しかけるにはのコミヤのレビュー・感想・評価

4.3
宇宙人×パンク×青春のかなり変わった変態映画だった。爽やかなポスターのイメージで行ったら面食らうとおもう。でも普遍的で全うなメッセージには純粋に感動できる。

進化か滅亡か。パンクで破壊し創造する!誰も拒まむことなく受け入れてくれるパンクでこの世界を自由に生きろ!自分と違う価値観を拒むことなく受け入れて新しい価値観を作る事の大切さを訴えたような作品だった。パンフに「特にトランプ政権のアメリカにはパンクが必要だ。」とあったけど、まさに本作の宇宙人がアメリカ人と言われてるように保守的なトランプ政権を批判するような内容だったかも。

またサイケデリックな映像、エキセントリックなキャラクター、溢れるフェティシズム、終始鳴り響く爆音のパンクによる反骨精神などとにかく勢いが凄い!是非爆音で体感したい。

「ネオン・デーモン」、「20センチュリーウーマン」そして本作といい今年はエル・ファニングの演技の幅に驚かされた年だった。二十歳前にこんな役やってたら怖いものなんて何も無いと思う。マジで天使。

全く関係無いけど上映前の「グレイテスト・ショーマン」の予告で泣いた笑
コミヤ

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