写真家ソールライターを捉えたドキュメンタリー。
ドキュメンタリーとして特に面白みがあるかと言えばそうでもないんだけど、写真展を観た後だったので興味深く鑑賞できた。
あんなに表現力豊かな写真を撮るのが、この中庸を絵に描いたような人物とは。とは言え彼の実像は私はよくわからない、あくまでも伝わってきた印象に過ぎないのだけど。
この欲の無さが肝かもしれない。
ショウウィンドウに映り込む人影やガラス越しの風景、隙間から覗くライター氏の部屋など。彼の写真に寄せたようなニューヨークの街の映像が良かった。
Everything is photograph
日常はフォトジェニックであふれている。