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ジョン・F・ドノヴァンの死と生のpenguinwhipperのレビュー・感想・評価

3.0
置き去りにされた気持ちを必死に言葉にして手繰り寄せるような、愛しくなる映画だった。二つの親子(母と息子)の繋がりを主軸に描いているけど、ジェンダーやいろんな事に触れてる映画。多分あの映画のオマージュだろうなっていうシーンがあって好き。

従来のグザヴィエドラン監督作品よりも観やすい(あくまで主観)なって思いながら観た。どの作品にも一貫したテーマがブスっと太く刺さってるけど今回もそれを維持しながらももっともっと柔らかくそしていろんな「好き」が盛り込んであって心から良いなって思った。
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