このレビューはネタバレを含みます
なんだろ。
いい映画風なのに、がっかりポイントがチラホラ…。
まず音楽。しょっぱなアデルって。好きな曲だけど、中途半端な使い方。お友達だから?スタンドバイミー??お風呂のも…。
少年の出てる映画は好きなの多いけど、達者な売れっ子子役の演技はかわいく思えないもので…。
母親との関係が修復されていく様は、もうちょっと裏付けが欲しかったし、段階を踏んで欲しかった。つまらない作文で一気に雨の中抱き合うとこまでが違和感。そしてあの曲❌
主人公のキャラ設定がいまいちなのかな。子ども時代はただのいいこだし、大人になってからのも、村人①くらいの存在感。惹かれない。
最後のバイクに彼と乗るシーンは、間違いなくマイプライベートアイダホでしょ?
オマージュとしては露骨だし、なんか、おしゃれじゃなかったなー。かえってリバー・フェニックスと比べちゃって、主人公の地味さが目立ってしまった。
実は初グザヴィエ・ドラン作品。
何となく今まで観ないできた。独特の雰囲気を醸し出してて…。何かカタイというか…。自分には合わない気がして
もし過去作観てたら、もっとがっかりした気がする。いつも同じ感じなのでは?
でも、ジョン役の人美しかったのが良かった。どうせなら綺麗なもの観たいもの。
あと、ジョンの彼の表情がすごくよかった。いいやつそう。優しそう。魅力的なキャラだった。
今日は新橋演舞場へ芝居を観に行く予定だったのに、コロナのせいで中止。来月のライブもだめだろう。
心が乾いてきたたので、急きょレイトショーに行った。文句ばかり書いた割には意外と潤いました。よかった。
映画館は空いてて穴場かも。