緊急事態明け初映画館・初ミニシアターで鑑賞。
画の徹底的なまでの綺麗さがとてもグザヴィエ・ドランだった。
しかしながら内容はいつもよりも曖昧で、観る人に委ねる部分が多かったように思う。
グザヴィエ・ドランってこういうのも作るんだーと思ってしまった。英語なのもあるかもしれないけれど。
思うように振舞えない"芸能人"の生きにくさに、昨今のアレコレを思って胸が詰まった。
そしてそれを悪化させてしまった少年があまりにも切ない。
ラストシーンは救い。
ドノヴァンが達成できなかったことを、ルパートはきっと達成するのだろうという予感。