元映画の韓国版は名作なので、もうそれはなるべく頭から振り払おうとしながら見るのが大変だった(笑)
ストーリーはよくあるベタな若返りもの。
韓国版はあのファンタジー性を生かして最高の夢物語に仕上げたわけで、日本でそれが出来るのか心配だったのだが、多部ちゃんのコメディエンヌっぷりが生かされて上手く作られていた。
聞いているだけで泣かされてしまう昭和歌謡シーンも良かった。
しかし、苦労していた時代背景や戦災孤児設定が…ちょっと年齢と合わない気がするのね。
いったい、いくつなんだろうとずっと気になっていて、73だと知った時にはビックリしてしまった…この設定にするには後10年は年取らせないとダメなんじゃなかろうか。あるいは「現在」を10年前に設定するか…
そんな事がすごく気になって、今ひとつ入り込めなかった。
あと、なぜ娘設定に変えたのだろうか。
これは極めて個人的な感想ですが、やはり母が入れ込み大事にして人生かけた…って子どもは男の子の方がなぜか泣ける(笑)