DUNEなどで有名なドゥニ・ヴィルヌーブ監督のSF映画。
得体の知れない宇宙人と交信する、という内容で現代版「未知との遭遇」という印象を受けた。全体的にスローなテンポで進んでいくけど、どこか緊張感があり退屈はしなかった。ヴィルヌーヴらしい奥行きのある映像が素敵だったけど、ストーリーとしては想像超えていく感じではなくて、もう少し予想を裏切る展開がほしかったかな。
国際社会に置ける中国の存在感のデカさを描いてるのが現代っぽい感じがした。今でこそSFなイメージのあるヴィルヌーヴ監督だけど、宇宙系SF映画はこれが初めてなんだよね。そういった意味でも見ておいて損はないと思う映画です。
