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アントマン&ワスプのRyuのレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
3.9
スコット・ラングはキャプテン・アメリカに加担し、ソコヴィア協定に違反したとして、2年間の自宅軟禁を命じられていた。その軟禁生活の終わりまで後少しとなった頃、スコットは量子世界でのジャネットの夢を見て、ハンク・ピム博士に連絡をとる。ハンクと娘のホープはジャネットを量子世界から救出するために量子トンネルを製作中だった。完成に必要な部品を闇市のディーラーであるソニー・バーチから買おうとした時、物質をすり抜ける“ゴースト”が襲いかかってくる。

MCU第20作目。
前作でジャネット生存の希望が持てたことにより、その救出を目指します。そこにゴーストが現れて、ラボを巡る戦いになっていきます。
タイトルにもなっているようにワスプが活躍しますが、これがまぁカッコいい。羽が生えているため、単独での飛行が可能となっています。身体の大小を駆使して戦うアクションもめちゃくちゃカッコよかったです。ホープのキャラクター性も頼れるお姉さんって感じでクール。でも時折娘の顔を見せたりもするのも良き。髪型も前作のおかっぱより絶対こっちの方がいいと思います。今作はアントマンが、スーツが上手く機能しなかったりしたのもあって、ワスプの方が活躍してたように思いました。
ヴィランのゴーストは動機が動機なため、そこまで悪者感は強くなかったです。今作はどちらかと言うとジャネット救出がメインって感じですかね。
このシリーズの醍醐味である、小さくなる という点。ヒーローだけでなく、車だったり、ラボだったり、色んなものを大きくしたり、小さくしたりしながら戦ったりしていて、前作以上に大小を上手く使いこなしていたと思いました。
ストーリー展開は、まぁ予想の範囲内といった感じではありますが、やはり終盤の展開は涙を誘います。コミカル感は前作よりかは減っていたかな という印象です。
そしてミッドクレジットシーンでは、こちらにもサノスの魔の手が⋯。これは「エンドゲーム」でアントマンがかなりキーになってくるんではないでしょうか。
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