恥ずかしながらディズニー作品をほとんど見たことがないので履修するために、まずは知人が好きだと言うこの作品を見た。
すごく素敵な映画だった。
メキシコの骸骨のマリアッチのモチーフはシャーマンキング世代の自分にとって怖いイメージしかなかったのだが、そのイメージを良い意味で上書きしてくれたと思う。
恵まれない環境にいるはずの少年のギターがうますぎて同じくギターを弾く自分としては絶望したが、鑑賞後にあらすじを見てみるとちゃんとギターの天才少年と明記されてて、安心した。
ちなみに動物に弱い自分としては、ラストシーンでペピタが猫になって出てくる何気ないところでなぜか泣いてしまった。自分の死んだペットがあの世で怪物みたいに生きていて、一年に一度でもああやって生前の姿で戻ってきてくれたらどんなにいいだろう。
書きながら思い出してまた泣いてしまった。
それにしてもダンテはしれっと一番謎の存在である。彼の本当の住処はどっちの世界なんだろう。
